船架台の補修作業を行いました。
船架台とは、船を陸揚げする際に置く台のことです。
船体の補修や塗装作業を行う際に活躍します。
船架台の現状は、船体を支える柱2本が根元から傾いています。
支柱自体に曲がりはなさそうなので、支柱のベースを切り離して新たな部材を入れ替えます。
まずは支柱とベース部の溶接をサンダーで取っていきます。
支柱を切り離しました。
次に曲がった部材を切り離す箇所を検討し、サンダーで切断します。
切断前は曲がりによる全体にヨレが生じていましたが、切断したことで解消されています。
新たな部材を入れて溶接していきます。
寸法もバッチリに入れ替え完了しました。
ここに支柱を2本溶接留めして完成させます。
当て木も新たに3本を乗せ換えです。
垂直も問題有りません。
完成した架台を船着き場へ。
この台に船を載せます。
今後は、船架台の上で船を洗浄したり、塗装前の足付けやひび割れなどの補修作業に入っていきます。
塗装の模様はまた次回。