長野と言えば雪のイメージがありますが、諏訪盆地は比較的に降雪の少ない地域です。
しかし気温はマイナス二桁の日もあり、今年は諏訪湖も何度か全面結氷しましたが、御神渡りの出現には至りませんでした。
それでも、この時期の諏訪湖は極寒です。
湖畔で作業をしていると体の芯まで凍り付きます。
特に岡谷の湊側は西方向で、近くに山をしょっているため、15時半ごろには太陽が山の向こうに隠れます。すると一気に寒さが増し、作業効率が極端に落ちます。
太陽のありがたさを痛感します。
そんな状況で作業をしながら、諏訪湖の冬景色を眺めています。
グローブを脱いで切れるような痛さの中、スマホや一眼のシャッターを切りました。
・去年の11月初旬に白くなり始めた八ヶ岳。
ひと月を通して雪の量が結構変化します。
赤岳を境に降雪量の違いがある傾向です。
・割れては凍りを繰り返す湖面
・風で打ち上げられる氷塊
下諏訪ー諏訪間では、風で流された氷塊がたまりました。
これが岸沿いにびっしりと。
氷の厚みもかなりのもので、氷の重さと量を考えると、その威力はかなりのものです。
・雪の積もった船着き
雪かきをしたことがあれば、シャベル一杯の雪の重みが分かるはず。
どんどんと船に積もっていきます。
沈まないのは、水が凍っているからか?
・大雪の翌朝
諏訪湖の氷もだいぶ解けて、岡谷では釜口水門辺りのみになっていました。
そろそろ溶けるかなと思っていた頃に、まとまった雪が降りました。
氷に雪が積もると、当分はまた解けません。
昔の諏訪湖の冬景色を見てみたい
諏訪湖では昔、アイススケートをしていた。
これまで、いろんな人から話は聞いていたものの、どんな格好で?どんな人たちが?と、いまいちピンときませんでした。家の古いアルバムを見てもそんな写真はありません。
ネットで探すと、ありました!
下諏訪町のデジタルアルバムから、数枚をご紹介します。
・浴衣にスケートは下駄!
・女性のスケートスタイル
上の写真とは時代が違うのでしょうか?
それにしてもオシャレ!
スケートにベレー被るってセンスいいですよね。
左と真ん中の人はスケート靴が革ですね。右は下駄スケート。
・これなんだと思います?
非常に興味深く、刺激的な一枚を発見しました。
これ、セーリングみたいなんです。
凄くないですか?度肝抜かれました。
誰が考えたのか、諏訪湖という広大なリンクの気象条件を活かした遊びですよね。
夏にセーリングしている人たちが、これ、スケートでも出来るじゃんね!って話している光景が目に浮かびます。
実際に滑走している映像が残ってないかなぁ。是非、見てみたいですね。
ギアも服装もカッコいい!
・プロペラ機も着陸
話では、戦車も乗ったとか?
いやぁ、セーリングと言い、この写真と言い、色んな意味で凄い時代です。
ここでご紹介した写真はほんの一部です。
もっと見たい方は、下諏訪町のデジタルアルバムをチェックしてみてください。