自分が住んでいる地域って、どこまで知っていますか?
若い頃は地元の歴史なんてほとんど興味がなかったのですが、年を取ったせいでしょうか?
土地の過去に興味を抱き始めました。
LAKEHOOD OKAYAの拠点である岡谷市は諏訪湖に面しています。
隣町は下諏訪町と諏訪市です。
両町とも古くからの温泉地で、諏訪大社があり歴史があります。
岡谷には温泉も大社もありませんが、昔は製糸産業で栄えていました。
とは言え、その時代に生きていないので、その繁栄ぶりがどれほどのものだったのか、
いまいちピンときません。
もっとライトでカジュアルに過去を知りたい
なにか過去を知るメディアは無いかと探していたところ、『suwazine』という情報誌をネットで見つけました。
お堅いイメージの文献的な書籍はあるのでしょうが、小さな文字だらけの分厚い本を読み込むまでの熱意はまだありません。
中身がチラ見できないのですが、一部300円と手を出しやすく、タイトルに使われているフォントや文字組み、写真が好みだったので、売り切れ以外の02~06までまとめ買いしました。
中身が分からないとなると、もうジャケ買いです。
もちろんタイトルはあるので、何についての特集かはわかりますが。
購入をクリックしてから手元に来るまで、ワクワクして待ちました。
ところで僕は、最近になって故郷に戻ってきました。
十数年ぶりの地元での生活が始まりました。
休日は自転車で、幼いころに通った懐かしい道や、まったく記憶にない通り、また完全に様変わりしたところを地元ライドし始めています。
車の免許を取ってからは、ゆっくりと自分の町を移動することがなかったので、今になってまた、小中学生の頃のゆっくりとしたスピード感で街を眺めています。
自転車で気軽に行動できる半径10キロ圏内は、諏訪地域全部を包み込みます。
その地域をくまなく、ただ純粋にペダルを漕ぐだけでも当分の間楽しめそうですが、行く先々で出会うスポットの歴史や、そこから派生する別のつながり的な知識があれば、もっと楽しめると思っていました。
今まで知らなかった諏訪を、誰かに話したくなります
届いたsuwazineをパラパラめくってみます。
あっ、この場所、この前サイクリングしたとこだ。
へぇ、そんな場所だったんだ!
普段から地元で生活している人にとっては、いつもと変わらない風景。
でも詳しく知ると、日常が新鮮に感じるはず。
記事を読んでは、土地に対する新たな感情が湧いてくるのを実感しました。
この冊子の副題は、「知らない諏訪に、出会おう」とあります。
諏訪湖周回のサイクリング「スワイチ」に取り入れるバリエーションルートを探しているのですが、
suwazineをメインとしたルート組みも面白そうですよ。