諏訪湖周辺にはいくつものスキー場があります。
白馬方面ほどの規模ではありませんが、中央道で都心と近いため白馬手前で降りて、諏訪周辺のスキー場を訪れるスキー客も大勢います。
11月後半に八ヶ岳がうっすら白くなると、気持ちはスキーモードに移行。
渓流も禁漁で、自転車はまだ十分に走れる気温ではありますが、今年の雪はどうかと気になりだします。そして諏訪湖から眺める山一帯が白くなると、板の手入れを始めます。
今シーズンは幸先よく、12月中旬からスキーライフに入りました。
諏訪湖周辺の積雪は多くなく、生活しやすい状況が続いていますが、峠を上がれば一気に景色が変わります。
諏訪湖周辺でのレイクライフのメリットは、朝起きて滑りにいくかどうかを決められること。
1時間圏内のスキー場が多く点在しています。
【岡谷から最短のスキー場】
岡谷から最短のスキー場は「ブランシュたかやま」です。なんと30分でゲレンデへ!
家でゆっくりコーヒーを飲んで7時過ぎに家を出れば、8時スタートのリフトで朝一のグルームバーンを楽しむことができます。
ちなみにここはスキーヤーオンリー。
全体的に年齢層高めで、キャピ感はほぼ無しです。
最初に感じたのはゲレンデが静かで、スキーが雪を削る音のみが響いてること。
音楽とかFMとかが流れていないんだと、途中で気づきました。
僕は修行僧のごとく、黙々と滑っています。
【頂上からの眺めが最高】
写真右から、陸になっているのが車山。その手間の谷はおそらくエコーバレーでしょう。
今シーズンは昨シーズンに続き、早々に営業無しのアナウンスがありました。
手つかずのバーンを指くわえて見下ろすことができます。
車山から左の遠方に八ヶ岳連峰。
更に左、写真では切れていますが、白樺湖としらかば2in1など向こう側のスキー場が見えます。
【アクセス】
高速道路からは、岡谷ICを降りて新和田トンネルを抜けていきます。
普通車だと通行料630円がかかります。
しかし、スキー場で領収書を提示すると返金があり、なおかつ復路の無料チケットも貰えちゃう。
ちなみに、4月以降は通行無料化になるとのこと!
【下諏訪温泉へ】
さて、今日の滑りが上手くいっても、いかなくても、帰りはお湯に浸かって帰りましょう。
向かうは下諏訪温泉。
地元民に愛される昔ながらのお湯がいくつかあります。
お湯に浸かって目を閉じながら、今日の滑りを反芻します。
1.旦過の湯
熱いお湯が特徴。47℃、44℃と露天はもう少し低いのかな。
熱さによる皮膚の痛みと上がった後の爽快感を一度味わうと、リピート間違いなし。
2.児湯
下社秋宮に一番近いお湯。ここも露天あり。
旦過に比べて駐車スペースが多めですが、15時くらいにはすでに満車です。
秋宮の隣にある塩羊羹で有名な「新鶴」近くにも駐車スペースがあるようです。
3.菅野温泉
ザ・昭和の銭湯って感じで、個人的にはまた行きたくなる銭湯です。
入口の趣もいい感じ。浴場のレイアウトも昔のスタイルで、中央に楕円形の浴槽。
タイルとか古いんだけど、タイル目地なんかとても綺麗でちゃんと清掃されています。
下諏訪温泉はどこも、ローカルに愛されている銭湯です。
家に内風呂があっても、日常的に外湯に入りに通う住人もいます。
利用者同士の挨拶や世間話など、地元生活の一部を感じ取ることが出来ます。
【優しい甘さで疲れを癒す】
お湯に浸かって身体がほぐれたら、甘味で心も体もフレッシュアップです。
身体が疲れたり、寒い場所に長時間いると、無性に甘いものが欲しくなります。
下諏訪温泉から国道20号沿いを少し行くとある「福田屋本店」のあべ川餅がお薦め。
諏訪地域なら、スキーの後にお湯で〆て甘味に癒される、そんなレイクライフが楽しめます。