LAKEHOOD2号艇の塗装をしました。
これまでに何回か塗装の経験はありますが、船は初めてでした。
塗る面積がデカい!そして、船の移動が一苦労!
遠目から見れば何とかカタチにはなったので、その模様をレポートします。
塗装作業を待つLH2号艇です。
塗装をするために、船を水揚げして船架台に載せておきます。
今回塗装するのは前回に塗装した船外機と同じカラーを使った2色塗りです。
(船外機塗装の記事はこちらから。)
薄い色のキャメルカラーを側面に、濃いブラウンを船の縁に使います。
まずは塗装の食いつきをよくするために、ランダムサンダーで塗装面を粗していきます。
この作業が一番大変。
塗装の艶が無くなれば足付けは完了。
サンダーで塗装を剥いでいくと塗装に隠れいていた亀裂が見つかりました。
このタイミングでFRP補修します。
補修が終われば、次に塗装面全体を脱脂して塗装に入ります。
何せ面積が広いので、ローラーでゴロゴロとひたすら塗りまくります。
気温が高かったので、乾いては塗りを繰り返すこと3回。
1色目を塗り終えました。
次に2色目を塗っていきます。
側面の色の境目はガンネルで隠れるのでマスキング無しでいきます。
船の縁内側はクッキリと2色に分かれるので、マスキングしてデッキ上に垂れないよう新聞紙で養生します。
船内はこんな感じで白とブラウンの2色となりました。
白がかなり広い面積を占めているため、ここからの見え方は塗り替えた感をあまり感じません、、、
塗装初日はこれで終了です。
船架台に接地している部分はまだ塗れていないので、1週間乾燥させたのち
架台上で船をずらしてちょろっと塗って塗装完了。
最後にガンネルを戻して完成です。
最後にユニックで船を吊って水に戻します。
船に帯を掛けて持ち上げるのですが、帯位置のちょっとしたズレでも前下がりになったりと
バランスが崩れます。
この移動作業は何度やっても、良い気がするものじゃないです。
やってみて思ったことは、自分の乗る船の状態が把握できるってことです。
持ち船がファーストオーナーであれば新品からの状態を把握できていますが、
中古艇だと、船体が抱えている問題って見た目だけではわかりづらい。
塗装面の小さな傷が、実は塗装を剥がしてみたら広範囲の亀裂だったってことがありました。
船の移動だったり、広範囲の足付け作業、雨降って塗れないなど、大変なことはありますが、
やる価値ありでした。
自分で塗れば愛着も湧くしね!
まだ、1号艇の塗装が残ってます、、、