諏訪湖では現在、湖周にサイクリング専用道を敷設中です。
ひと月程まえの状況ですが、どこまでが整備されていて、どこが未着手なのか?
また、自転車走行するにあたり注意が必要な個所も交えてお伝えします。
2022/1/16現在の整備状況をマップにしました
①岡谷の釜口水門からスタートします(未着工区間)
水門を渡り対岸へ進みます。
②県道16号を諏訪方面へひたすら漕ぎます(未着工区間)
水門を渡り終えて左折。マップの②~⑤までの未着工区間の始まりです。
交通量が多いため、注意が必要な区間です。
ここの道路構造ですが、車道、車道脇の一段高い歩道、そして諏訪湖の盛土堤防上にあるジョギングロードの構成です。ジョギングロードは自転車走行不可のようです。
③諏訪湖越しから八ヶ岳を眺めながらのライド区間(未着工区間)
一周の中でも一番景色を堪能できる区間です。
しかし残念ながら現状は、写真の通り白線外が狭く、しかもガタガタなので白線内の車道側を走るしかありません。
車が追い越していくたびにストレスを感じる区間でもあります。
昼間でもテールライト点灯で、自車の存在を車にアピールしてください。
④この区間に着工の兆しが(着工区間)
今年から整備が始まりました!
ちなみ、この辺りは③区間ほど車スレスレではありません。
ほっと一息ついて漕げます。
⑤サイクリングロード区間に突入(完了区間)
いよいよサイクリングロードを走ります。
車との接触の危険もなく、ストレスなしでペダルを漕げる区間です。
整備済み区間は⑤~⑦まで続いています。
黒いアスファルトの道がサイクリングロードで対面通行。
その左側、オレンジの道がジョギングロードです。
⑥上諏訪のヨットハーバー付近(完了区間)
去年の暮れまで工事していた区間です。
車道に降りることなく快調に走れます。
この辺りでは、諏訪湖の向こう(岡谷方面)に北アルプスが望めます。
⑦千人風呂で有名な片倉館手前付近(着工区間)
工事区間に突き当たり、ここから車道を走ります。
上諏訪で観光ホテルが集まるエリア。
県外ナンバーや地元の車も含め交通量が多い区間です。
道を渡って諏訪湖へ行く歩行者も多いため、人にも注意してください。
⑧観光名所の間欠泉付近まで工事中です(着工区間)
ここからも暫くは車道を走ります。
⑨歩道兼自転車道に入ります(未着工区間)
やっと車の脅威から解放され、安心してペダルを漕げます。
ただ、標識には「自転車歩行者道」とあります。
自転車専用道ではないので、歩行者に注意してください。
⑩下諏訪高浜付近(未着工区間)
幹線道路から分岐して左へ諏訪湖沿いに進みます。
ここからは車の交通量がグッと減ります。
⑪富士山の眺望ポイント(未着工区間)
富士山の見える区間です。
写真で走っている道は⑨と同様に自転車兼歩道の様ですが、路面状況はよくありません。
650B47Cのグラベルタイヤでも快調には走れません。
ロードバイクが車道を颯爽と走り抜いて行きました。
⑫下諏訪漕艇庫付近(着工区間)
工事区間が見えてきました。
この辺りは漕艇の練習場があります。
オリンピックの練習でも使われたとか。
⑬下諏訪と岡谷の境界、赤砂崎公園(完了区間)
湖畔の広い公園を水辺に沿って走ります。
広い駐車場がいくつかあります。
ここも去年暮れまで工事をしていました。
⑭(完了区間)
岡谷側で早い時期から整備されていた区間です。
自転車の看板が右に設置されているため、看板左から侵入しやすい箇所ですが、
対面通行のため、オレンジのポール左側から入ってください。
⑮岡谷市民総合体育館付近(着工区間)
この辺りも去年末頃から工事が続いている区間です。
少しずつ延長されています。
近くには総合体育館や温泉施設、足湯もあります。
プールを活用したスケートボードのパークもあるようです。
⑯岡谷市民総合体育館付近(未着工区間)
この辺り一帯から釜口水門まで岡谷湖畔公園です。
左に諏訪湖、右に車道が並走します。
写真で走っている道は歩行者兼用で自転車通行も可です。
⑰スタートした釜口水門に到着でゴール(未着工区間)
左に釜口水門があります。
この辺りは数件のうなぎ屋があり、水門横の駐車場脇に「寒の土用丑の日発祥の地」の記念碑が建っています。
諏訪湖を一周する「スワイチ」で認定証が貰えるのですが、認定のために各市町で撮影ポイントが決められています。ここは、岡谷の撮影ポイントでもあります。
「スワイチ」とは?認定証のもらい方は?興味ある方はこちらの記事をご覧ください。
以上、諏訪湖周サイクリングロードの整備状況レポートでした。
全線開通は令和5年度中とのことです。
整備状況は今後も不定期にお伝えしてまいります。
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[…] は今年の1月でした。記事はこちら。4ヶ月経ってどれくらい進んだのか調査してきました。 […]