レイクフッドオカヤは、諏訪湖に集う人たちの交流の拠点、遊びの拠点を目指しています。
その拠点とは、「桟橋」、「ボートハウス」、「湖上に浮かぶ遊びのグラウンド(台船)」3台から成る、複合施設です。
桟橋はボートや台船の発着場所となる重要な施設です。
その桟橋の建設が2022年12月からスタートしたので、その様子をお伝えします。
工事前の様子を上空からご覧ください。
この場所から2台のクレーンを使って、桟橋の柱となる杭を岸から沖へと打ち込んでいきます。
杭打ち作業で活躍するクレーンは、重機を載せられる台船で、湖に浮かんだ状態です。
クレーンでどうやって杭打ちをするかというと、バイブロハンマーと呼ばれる機械をクレーンで吊ります。
バイブロハンマーの役割は2つ。
・杭をつかむ
・振動をかける
写真の状態で地中深くへと杭を沈めていくわけです。
諏訪湖は表層にヘドロが堆積していますが、杭を打ち続けていると硬い岩盤層にぶち当たります。
ここが最も杭が効く層です。
杭打ち1本あたりの平均時間は1時間。
レベラーで杭の頭を見ながら、打ち込みのストップをかけます。
手前の岸際を打ち終えたら、徐々に沖へと同じ作業を繰り返していきます。
桟橋は人が船などを乗り降りする通路の機能があります。
レイクフッドの桟橋は、それに加えてボートハウスの土台にもなります。
下の写真で見える格子状の骨組みにボートハウスが載ります。
徐々に杭は沖へと伸びていき、少しずつ形が見えてきました。
八ヶ岳は既に冬景色。
建設地では15時を過ぎると、太陽が裏山に沈み、寒さが足元から這い上がってきます。
2022年内の作業終了風景です。
ここまでくれば、完成まであと半分ほど。
続きの作業風景はまた後ほど。